人を良くするものと書いて、食
これは、こじつけらしいのですが、手っ取り早く食の大切さを伝えるにはいい考えだと思います。

「食」という字の成り立ちをみると、上の「人」の部分は「集めて蓋をすること」を表し、下の「良」の部分は「穀物を盛ったさま」を表している。「食」はこの二つの意味を合わせた会意文字で、容器に入れて手を加え、柔らかくして食べることを意味するのだそうだ。
記事拝借元
「良い」の「良」は、丸い穀粒を水で洗い、綺麗にした様を表すのだそうで、そこから「汚れ(けがれ)のない穀物」の意味となり、「良い」となったのです。
「良い」と同じ意味の「善」は「たっぷりと見事なお供え物」が原義で、これも食べ物に関係し、そこから「よい、素晴らしい」という意味になりました。
2つの「よい」の意味を合わせると「汚れのない豊富な穀物のお供え物」という意味になります。
令和元年になって、初めてしっかり見た天皇即位の礼と、同じくらいか、それより印象的だったのが、皇位継承に伴う重要祭祀「大嘗祭(だいじょうさい)」でした。
大嘗祭は、稲作を中心とした日本社会に古くから伝わる収穫儀礼に根ざした儀式です。近代には「庭積(にわづみ)の机代物(つくえしろもの)」と呼ばれる全国の特産品などもお供え物に加わり、生産者や国民との接点も広がりました。大嘗祭で天皇陛下は国民の命の源である自然の恵みに、深い感謝を示されます。
毎年11月、宮中では「新嘗祭(にいなめさい)」が行われます。
天皇が新穀を神々に供え、自らも口にし、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と国家安寧を祈る重要祭祀です。
特に即位後初めて行うものが「大嘗祭(だいじょうさい)」で、一世一度の儀式とされる。
大量に届いた食材も庭積帳殿に供えられた後は、今までは天皇皇后兩陛下の口に入れられることなく土に埋められていたそうですが、食品ロスが騒がれる昨今ですから、安全に食べられるものは、食べられるようになったそうです。
普段から食べ物がちょっと傷んだりしただけでまだ食べれるのに何の躊躇もなく捨てる人が多いので、人々の食品ロスへの意識がちょっとでも変わるキッカケになればと思い、とても嬉しいニュースでした。
僕は、今日正月で、名古屋で、すんき蕎麦を食べた後にベトナム料理屋に行き、更に中華料理を食べましたが、家に帰っても、腐りかけて異臭を放っていた舞茸も食べれると判断し、腐りかけの舞茸を絞って臭いエキスだけ出して、加熱して、予め作っておいた鍋と一緒に具材として足して、ちゃんと頂きました。
今流行の舞足しですね。ホントのこというと、サラリーマンが立ち仕事で履いている革靴の中の靴下の様に臭かったです。

↑ベトナム料理のフォー
中華料理の酱牛肉

中華料理の香菇青菜
特に中華料理は、とても美味しく、名古屋栄の有名店だったみたいで、店内は中国人でごった返していました。
下に食品ロスについて考えさせられる動画のリンクを貼っておきます。最重要な動画なので是非繰り返し見て下さい!
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