アブラナ科野菜を摂取するほど全死亡リスク減
40歳代半ば以降の日本人の男女は、キャベツやブロッコリー、白菜などのアブラナ科の野菜を多く摂取するほど全死亡リスクが低減する可能性があると、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループが発表した。
アブラナ科の野菜には、抗炎症作用や発がん抑制作用で知られる「イソチオシアネート」と呼ばれる成分が豊富に含まれている。
今回の研究では、ベースライン時(1990年および1993年)に全国11地域に在住し、がんや心筋梗塞、脳卒中の既往がなく、研究開始から5年後の食物摂取頻度質問票に回答した45~74歳の8万8,184人(うち男性4万622人)を対象に、2014年まで追跡を行った。質問票では漬け物を含む11項目のアブラナ科の野菜(キャベツ、大根、小松菜、ブロッコリー、白菜、チンゲンサイ、からし菜、たくあん漬け、野沢菜漬け、白菜漬けなど)からアブラナ科の野菜の総摂取量を推定した。中央値で16.9年の追跡期間中に1万5,349人が死亡した。男女別にアブラナ科の野菜の総摂取量で5つの群に分けて解析した結果、全死亡リスクは、摂取量が最も少ない群と比べて最も多い群で男性では14%、女性では11%それぞれ有意に低下することが分かった。
疾患別の死亡リスクを比較した結果、男性ではアブラナ科の野菜の摂取量が最も少ない群と比べて最も多い群でがんによる死亡リスクが16%有意に低下した。一方、女性では摂取量が最も多い群で心疾患リスクが27%、外因による死亡リスクが40%有意に低下し、脳血管疾患リスクも22%低下した。
野菜の種類別の摂取量と全死亡リスクとの関連について解析したところ、男性ではブロッコリー、たくあん漬けの摂取量が最も多い群で、女性では大根、ブロッコリーの摂取量が最も多い群で死亡リスクが低減した。
記事拝借元https://www.carenet.com/news/general/hdnj/46308https://www.carenet.com/news/general/hdnj/46308
たくあんは、見ても食べても何だか貧しい気持ちになるから、千枚漬けでも、作ってみようかな♪♪たくあんって立派な発酵食品らしけど、僕は雪深い山奥で育ったわけでもないので、そんなイメージがないですし、どちらかというとスーパーで売られているイメージの方が強いですから。
千枚漬け
聖護院蕪をスライスし、塩漬をして余分な水分を取り除き、その後、良質の昆布だけで本漬を行い乳酸発酵をさせており、蕪本来の甘味、乳酸発酵の酸味、昆布の旨味のバランスをとる漬物であった。第二次世界大戦後は砂糖、酢、調味料を使い大量生産される、現在の酢漬けの千枚漬が製造されるようになった。
wiki参照
アメリカ人だけど、キャベツを塩だけで漬け、乳酸菌で発酵させたザワークラウト(ホットドッグなんかに挟む酸っぱいシナシナの千切りキャベツ)が好きすぎるサンダー・キャッツさんを紹介します。
長野県・木曽地方に伝わる無塩の漬物「すんき(赤蕪の漬物)」を求めて旅する、サンダー・キャッツ氏の発酵ツアーなんて記事も書いているくらいだから、アブラナ科植物の愛もあると言えます。
キャッツさんのニックネームは「サンダー・クラウト」。 発酵食品の中でも、ザワークラウトが一番好きで、20年間、毎日のように作りまくっていたら、それを見ていた友人たちにそう呼ばれるようになったらしい。継続は力なりだね。 もちろん、キャッツさんの発酵本のトップに掲載されているレシピもザワークラウト。 著者紹介は以下のようになっています↓↓↓↓↓↓↓↓↓
著者は、アメリカ発酵カルチャーのグル(指導者、尊敬すべき人)、サンダー・キャッツさん。 ジェームズ・ビアード賞(食のアカデミー賞)を受賞した発酵食文化のバイブル『発酵の技法』の著者でもある彼の処女作は手作りのZINE(ミニコミ、同人誌のような本)として出版された、ベーシックな発酵D.I.Y.のガイドブックだった。 今回の『サンダー・キャッツの発酵教室』はそのZINEの日本語版だ。

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