カスタネット犬

納豆を食べた犬が、突然歯を鳴らして「カスタネット状態」に 「死ぬなよ!」と病院に連れて行くと…

 

犬は肉食動物特有の犬歯があり、草食動物に見られる臼歯がないので、肉食動物と捉えるよりも、人間と共に長いこと暮らしてきて、人間が与えた餌を大体なんでも食べる雑食と捉えるのが一般的でしょう。

今回紹介した犬は、納豆を食べた時に、あまりに顎がカタカタいったので、アレルギーでも即座に反応のでるアナフィラキシーショックと飼い主が勘違いして、病院に連れて行って何もなかったという微笑ましい話です。

では、なぜ納豆を顎がカタカタいうほどなのに、美味しく納豆を食べたのでしょうか。

答えはカルシウムとマグネシウムのバランスが骨にいいから

まずはカルシウムといえど思い浮かぶのが大抵の人は、牛乳でしょう。
牛乳の100mlあたりのカルシウムは、110mg
それに対して納豆100gおよそ2パック分は、90mgなので、
牛乳のがカルシウムの分量が多く優秀と思う人がいるかもしれませんが、実は牛乳のようにカルシウムとマグネシウムの比率が6:1くらいカルシウム過多だと、一度は骨に吸収されても、骨を維持する循環システムが働きにくいのです。骨の働きは骨格の維持だけではなく、骨から生命活動維持のため骨格筋などで使うカルシウムを血中に放出するのですが、また、血中を漂っているカルシウムを骨に戻すのに適度な比率のマグネシウムがいるのです。つまり、骨の再石灰化には、必ずマグネシウムがいるのです。
納豆は、カルシウムとマグネシウムの比率がほぼ2:1で完璧な比率なので、よく運動する犬には、実は丈夫な骨を作ったり、筋肉を弛緩(リラックス)させたりと、とても有難い食べ物なのです。長い歴史を通して人間に飼い慣らされてきた犬は、本能的に何が身体にいいか知っているのです。

過剰/欠乏 ●欠乏・過剰のどちらも、骨格異常や尿路結石症のリスクを高める。 【過剰】 ※成長期のカルシウム摂取量 ●成長期は骨の成長に伴いカルシウムの要求量が増加するが、その量は発育段階や成長速度に大きく依存する。欠乏すれば発育障害などが見られるが、逆に与えすぎも成長に悪影響を与えるので注意が必要である。 ●6ヵ月齢未満では、腸管でのカルシウムの吸収能力が未熟であり、給与したカルシウムの50%が受動的に吸収されてしまう。プードルやグレートデンなどでカルシウムの過剰給与による骨格成熟の遅延や重度の骨関節疾患が報告されている(Voorhout & Hazewinkel 1987, Nap 1993)。➜犬の成長期

記事拝借元

犬と猫の栄養成分辞典

周りの人間で、牛乳を身体にいいと勘違いしている人がいたら、取り上げてあげましょう。大体は、上の右の写真のように骨や関節に疾患があったり身体に不調がある人ばっかりですから。

マサイ族は、放牧をして暮らして来たので、そこは否定しません。

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