アメリカのカリフォルニアに行ったとき、水がいいのか、日本酒が安くて美味しかったです。ちなみに日本で作ってないので、日本酒の表示はできないので、清酒表示でしたが、日本の醸造アルコールを入れた清酒とは、比べ物にならないくらい美味しかったです。
一升瓶で、6ドルや7ドルが当たり前でした。
ハウスワインも自家製のオリジナルの瓶に入って、5ドルとかそんなもんで、日本の高島屋で買うと3000円はしそうな味でした。
そこで、なぜそんなに飲み物が美味しいのか考えたら、
カリフォルニア州は、シエラネバダ山脈のキレイな雪解け水が地下を通ってくるので、そこで育った野菜や地下水は、美味しいのです。
ロッキー山脈の4401メートルより若干高い4418メートルで、アメリカ移民の西海岸進出を拒んだとも言われており、世界遺産で有名なヨセミテ国立公園もあります。ヨセミテ国立公園は、95パーセントが原生地域で、要は人の手が及んでいない場所なので、とてもキレイなのです。
国立公園には、住居を構えることができないので、その周りで、わさび栽培をしたいのです。
わさびは、アブラナ科の植物ですが、アブラナ科の植物は、土に埋まっている大根も地表に出ている葉と茎の付け根の部分は、外敵に食べられないように、辛味成分アリルイソチオシアネートをより多く蓄えるのです。
わさびは、キレイな水の場所で育つので、外敵に見つかりやすく、食べられやすいので、辛味を蓄えることで食べられにくくしています。
アブラナ科独特の辛味成分アリルイソチオシアネート(スルフォラファン)は、第7の栄養素と、呼ばれるくらい注目されています。
シエラネバダ山脈の軟水よりのキレイな湧き水でわさびを育てたいです。
シエラネバダ山脈のヨセミテ国立公園
硬度:11㎎/pH値:6.8
環境省・名水百選に選定された「安曇野わさび田湧水群」
硬度:25㎎/pH値:6.6
採水地:長野県 安曇野わさび田湧水群は、環境省の「名水百選」に選定されており、北アルプスの雪解け水がしみ込んだものが湧き出しています。この一帯では1日70トンもの水が湧き出ているといわれています。この湧き水を利用したわさびの生産が盛んで、長野県はわさびの生産日本一なのです。
おいしい水の条件として硬度10〜100mgなので、そのギリギリのラインのヨセミテ国立公園付近の湧き水で作りたいのです。
こんな感じでポイントを探って、ツーンと鼻を抜ける辛味の強いわさびを作るには、わさび大国、長野県の安曇野よりも硬度を抑えるのがベストであろうと予測しました。
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