パプリカみかん

βクリプトキサンチンをネーブルオレンジの7倍程含む温州みかんと緑黄色野菜でカロテノイドをトップクラスに含むパプリカのパウダーを一緒に頂きました。

 

 

 

意外や意外、とても美味しかったです。

少々苦味があるかなと思いきや、ブラッドオレンジの様に、コクがあり、パウダーがみかんの水分を吸うため、濃厚に感じられ、(粉っぽさは無かったよ)冬場のみかんなのに、太陽をたくさん浴びて育ったような濃い味を演出できました。

俺は味の魔術師だな。

Mr.マリックも岐阜県岐阜市出身だが、俺は、岐阜市出身のMr.味ックだね!

なぜそんなミックスを思いついたかっていうと、ブラッドオレンジの赤色はアントシアニンだけど、パプリカには、赤色を出すカプサンチンがあって、共に強い抗酸化作用があるから、温州みかんにパプリカパウダーを加えて、口の中で混ざった色を想像するとなんちゃってブラッドオレンジが出来るからです。

カプサンチンは、クロロフィルが分解されて出来たもので、紅葉の原因になる

温州みかんにも、ブラッドオレンジにも、パプリカにも、豊富なβクリプトキサンチンが含まれていて、温州みかんに追いβクリプトキサンチンをする意味でパプリカパウダーをかけたのです。

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 カンキツ研究領域 主席研究員 杉浦 実

杉浦 実氏の書いたβクリプトキサンチンに関する研究データが、凄く有用なものだったので、下に要点を載せておきます。

血中のβ-クリプトキサンチンが高濃度のグループにおける骨粗しょう症の発症リスクは、4年間の追跡調査の結果、低濃度のグループを1.0とした場合0.08となり、統計的に有意に低い結果となりました。
ベースライン時(研究を開始する時点で)の血中β-クリプトキサンチンレベルが高かった人では、10年間に渡る追跡調査の結果、脂質代謝異常症(高中性脂肪血症)の発症リスクが約33%低下することが判明しました。
ベースライン時の血中β-クリプトキサンチンレベルが高かった人では、10年間に渡る追跡調査の結果、肝機能異常症(血中高ALT値)の発症リスクが約49%低下することが判明しました。
ベースライン時の血中β-クリプトキサンチンレベルが高かった人では、10年間に渡る追跡調査の結果、動脈硬化の発症リスクが約45%低下することが判明しました。
血中β-クリプトキサンチンレベルが高い被験者ではインスリン抵抗性のリスクが有意に低いことが明らかになっています。 調査開始時の血中β-クリプトキサンチン値と2型糖尿病の発症リスクとの関連について調べたところ、血中β-クリプトキサンチン濃度が高かった人では低かった人達に比べて2型糖尿病の発症リスクが約57%低くなることが解りました。
β-クリプトキサンチンは骨代謝マーカーであるアルカリフォスファターゼの活性上昇作用や骨中のカルシウム含量を高めることで骨組織中のカルシウム量を有意に増加させ、骨石灰化を増進させることが明らかになっています。 骨代謝に効果が期待出来るβ-クリプトキサンチンの摂取量は3mgと考えられます。
3mgのβ-クリプトキサンチンを高含有した果汁飲料を脂肪肝の患者さんに飲用して頂いたところ、肝機能や酸化ストレスマーカー値が有意に改善すること、更にはインスリン抵抗性が改善され空腹時血糖値が有意に低下することが明らかになりました。

3mgのβクリプトキサンチンを摂ろうとすると、等級(見た目や糖度の高さで決まる)の高い「秀」2個で十分になります。

「特秀」までいくと2個は糖分の摂りすぎになるし、1個だと足りないです。

「優」2個だとある程度の確率で、3mg(βクリプトキサンチンの量にも、ある程度のバラ付きはあります)は摂れます。

「良」2個だと3mgに届かないので、3個食べると、3mgには届くが糖分の摂り過ぎが気になります。

結論としては、上記の様な素晴らしい効果を全て発揮するには、βクリプトキサンチンの摂取量の観点から、出来るだけ甘そうなみかんを2つ食べるのが、丁度良いです。 スカスカのみかんを1個だけ貰った場合、家に「秀」以上のみかんがあれば、1個ずつ食べていいです。なければ、食べなくていいです。とても甘いみかんを一個貰った場合は、とても甘くて感動したのでもう一個下さいと言うのがいいでしょう。