塩分への依存性を支持するデータは、現在のところ、動物モデルに関するものしかない。ラットを使って行われた研究で、ドーパミンが塩分に反応して神経信号を伝達することと、オピノイド(モルヒネ様物質)を投与すると、ラットが塩をドカ食いすることが判明している。
人間では、塩分の多量摂取は依存性のせいというよりは、学習して見に付けた好みであるとみなされてきた。しょっぱい食べ物の好みは、幼い頃に学習したものの可能性が高い。乳児は、生後4ヶ月から6ヶ月までに、母乳、粉ミルク用の水、それ以下の食べ物に含まれる塩分に基づいて塩の好みを確立する。
博多で育った赤ちゃんは、博多ラーメンの様に塩辛いものをよく食べる母親の母乳で育つ可能性が高く、生後初期の時点で、塩の好みが塩辛いものになりやすい。生後4ヶ月から離乳食をあげる場合、博多という土地柄、柔らかくドロドロに煮込んだうどんになりやすい。うどんといえば、讃岐うどんや稲庭うどんを思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれませんが、なんと元々の発祥の地は福岡の博多なんです。この時点で、もう塩辛いものを欲しがるような脳になっていしまいます。博多のお隣、北九州市小倉には、八幡製鉄所があり、鉄工所で働く男が多く、鉄工所の灼熱の環境下で汗をよくかくので、外食や家庭の味も塩辛くならざるを得なかったので、赤ちゃんは、意思決定することもできず、より塩辛いものの嗜好になるのは必然的なのです。赤ちゃんから箸を持ってご飯を食べれる子供になった時点では、土地柄、辛子明太子やカラスミなどの塩漬けした魚卵を食べる機会も増え、より塩辛いものの嗜好になるでしょう。
これだけ健康に関する情報が溢れる時代でも、大人になっても干しだらや辛子明太子、塩辛い漬物を食べるようであれば、もう誰が言っても無駄なので、死ぬまで、塩のトリコのまま居てもらえばいいと思いますけどね。パンやうどんなどの小麦粉料理は塩とセットで中毒はやめられないからね。
グルテンは胃の中にある酵素や胃酸と反応して、いろんなポリペクチド(タンパク質)に分解されます。そのポリペクチドは抗グルテン抗体ができる抗原になったり、免疫機能に変化を与えたり、細胞毒性を発揮したり、腸管の透過性を高めて、腸内細菌の発生する毒素を血中に入れたり、セリアック病の炎症を引き起こしたりします。さらにグルテンは、エクソルフィンという麻薬のようなポリペクチドにも分解されます。このエクソルフィンは体内に吸収されて、脳にあるモルヒネなどの麻薬の受容体であるオピオイド受容体に結合します。すると、多幸感を感じるようになり、次第に小麦依存性が生じてきます。また、グルテンと同時に小麦にはアミロペクチンAという炭水化物も多量に含まれるようになりました。アミロペクチンAは他の糖質よりも消化・吸収が早いため、食後血糖値の乱高下を招き、体内で活性酸素が発生したり、炎症が起きたりします。
記事拝借元
http://izumo.u-shimane.ac.jp/campus/healthcenter/blog_cms/2016/7/14.html
カゼインは胃で分解され、ヒスタミン遊離物質として作用するオピオイド・カソモルフィン〔乳タンパク質の消化に由来するペプチド(タンパク質断片)〕を産生することが実証されている。 wiki参照
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