着ているものがブカブカなら太っていいサイン

ジャージとか、ブカブカなものを着ていたら、それは太っていいというサインになって、太りやすくなります。

逆にタイトなトレーニング用のスパッツとか履いてたら細くなりやすいです。

普段着る物を食べ物の話に置き換えると、人間の歴史の中で、農作物の栽培、畜産などは、人間にとって管理しやすくて、なおかつ作物不良があったとしても、飢餓にならないように、高カロリーのものが、もてはやされてきたとしたら、目につくものを何でも食べれば、太ってしまわざるを得ません。

牛乳を例に何故太りやすい飲み物なのかお話します。

  1. そもそも、高カロリーです。

  2. アレルギーを持っていても「なんとなく調子がわるい」くらいの気づきにくい遅延型アレルギーで、麻薬並みの中毒性があるからです。

つまりなんとなく調子が悪くても、脳天を直撃する快楽があるが故に体にいいと錯覚し、飲んでしまうからです。

乳製品にはカゼインというタンパク質部分が含まれます。特に牛乳に含まれるカゼインは、乳タンパク質の約80%を占めると言われますので、大半を占めています。

カゼインが、炎症性のサイトカイン(免疫細胞が身体の危険信号として出すもの)を誘発する原因となります。

カゼインにはA1タイプとA2タイプがあり、問題なのはA1タイプのものです。

A1タイプのカゼインは、タンパク質の分解に必須な胃酸の産出が弱まり消化力が弱まっていると、未消化のまま消化管に付着し、カソモルフィンと呼ばれるオピオイド様の物質を生み出します。

これがアレルギー反応で放出されるヒスタミンも刺激してしまいます。多くの人が乳製品、特に牛乳にアレルギー反応を起こすことも納得できます。

オピオイド様の物質は、モルヒネやヘロインなどと同様の多福感を生み出して、依存症を誘発します。

これは、グルテンに含まれるグリアドルフィンと類似のものです。グリアドルフィンもオピオイド様の物質で、グルテンの成分であるグリアジンを消化分解する時に形成されます。

グルテンを含むパンやパスタなどの小麦食品や、カゼインを含む乳製品で育つ欧米人たちは、このオピオイド様の作用のせいで、なかなか小麦製品や乳製品をやめられません。多くの人はやめようとも思わないでしょうが。

グルテンやカゼインは、特に消化器系が十分に発達していない小さな子供には消化しにくいので、腸内環境悪化を引き起こし、脳の興奮性を高め、自閉症などの発達障害と関係すると言われています。

国や自治体もパンが体に良くないことを認めて、給食でパンの出る日数が減ったりしている(給食のパンを供給する業者は全盛期の1/6)のに、今だに、巷では、美味しいパン屋さんが話題になり、お客さんが殺到するくらいですから。

A1タイプのカゼインは、ホルスタイン種のミルクに多く含まれ、日本では、酪農家が飼っている牛の99%は、なんとホルスタイン種です。逆に、山羊のミルクやジャージー種のミルクにはA2タイプのカゼインが多く含まれます。

ホルスタイン種の起源は、4000年ほど前の地中海貿易時代に地中海各地の牛の交雑で生まれ、人間にとって都合よくお乳をたくさん出す牛を増やしていったのが始まりと僕は考えています。

常日頃大きい服を着ていると太るくらいなら、人間日頃食べる食べ物を誤ると、太るということかな。

でも、誤った食べ物が溢れているのも、体に良くないものと、知らずに進んで摂る人がいるからでしょうね。

 

 

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