身体にいい牛乳

ありますとも、もちろん。

水牛の牛乳がおすすめかな。

飲んだことはないけど。

飲みたいんだったら、飼育数が少なくて搾乳量の少ないジャージー種の牛乳を飲んでください。できれば、化学肥料を撒かない牧草地で放牧された牛のミルクがいいです。

ジャージー種は一頭あたりホルスタイン種の2/3ほどしか牛乳が採れません。

ジャージー種の牛乳はβカロテンを豊富に含むために黄色みがかった色をしています。そのため「ゴールデンミルク」と言われとても体にいいです。

人間は、いつの時代も飢餓などに備え、収穫量の多い作物を優先的に栽培してきました。それと同時に冬場などを越すために貯蔵もしてきました。

酪農に関しても人間に都合よくお乳をたくさん出してくれる乳牛を育ててきました。日照時間の長い夏場、草を一生懸命食べ、たくさん出してくれたお乳は一遍には利用できないので、チーズにするなどして、保存性を高めて冬場の大事な糧にしてきました。

もともとは、過酷な冬場を越すために、搾乳量の多いホルスタイン種をチーズなどの保存食としての分の牛乳を確保するために飼い始めたのが、搾乳量の少ないジャージー種でなく、ホルスタイン種でホルスタイン種がメジャーな乳牛になっている理由です。乳牛のイメージといえばあの白と黒のブチ模様を誰しも思い浮かべます。少なくとも、お乳をキンタマみたいにぶら下げたホルスタイン種を可愛いからと言う理由で飼っている酪農家は無い筈です。

その点ジャージー種の牛は、フォルムもシュッとしていて子牛なんかは鹿っぽいです。

画像拝借元

https://niku-miyabi.com/news/jersey/

普段から言っているように、白い食べ物を避けなさい。

日本人が牛乳のコクだと思っている正体は、超高温瞬間殺菌法(UHT法)120℃〜130℃で2〜3秒で殺菌することで出るちょっとした焦げです。カルシウムやたんぱく質は高温によって熱変性を起こすため、明治のおいしい牛乳が出る以前の牛乳は、牛乳のコクと誤解されていた後口の悪い(酸化した硫黄化合物、卵の腐敗臭に似ている)のとネバ付が発生してしまいました。

高温殺菌では、ステンレス製の板(プレート)の間に超高温の蒸気と牛乳を交互に通し、瞬時に120℃以上で殺菌しますが、120℃以上で原乳を殺菌すると、牛乳の脂肪球(牛乳の脂肪は球状で平均4ミクロン)がプレートにこびりついて商品化できなくなります。そのこびりつきを防ぐために「ホモゲナイズ(均一化)」という工程をとっています。 牛乳をホモゲナイザーという機械に通し、高圧ピストンで牛乳の脂肪球を破壊し、細かくしてプレートへのこびりつきをなくします。牛乳の中にある脂肪球の大きさはバラバラだが、それをホモジナイズすることで、脂肪球を小さく砕き、大きさを揃えることができます。

記事拝借元

http://www.mynewsjapan.com/reports/468

ただホモゲナイズして120℃数秒の高温殺菌さえすれば多少劣悪な牛乳でも商品化が可能になりました。

牛乳は、白いので、誰も焦げているなんて思わないでしょうが、、、コレステロールや不飽和脂肪酸が酸化しているので、やはり、コストのかかる低温長時間殺菌には勝てないです。 冬場の冷え性の原因が常飲する牛乳だということが往々にしてあります。冷え性に対してはオメガ3などの多価不飽和脂肪酸を摂ると有効だと話してきましたが、どうしても牛乳を飲みたい人がいるみたいですけどダメなものはダメです。一生飲みませんし、牛乳を飲んでいる人とは、一緒の空気も吸いたくないです。

子牛にとっては加熱殺菌して飲むわけではないので、人間が飲む牛乳よりはもちろん体にいいでしょうし、子牛が牛乳を飲んで育つのは当たり前の話です。

わざわざ子牛からミルクをとりあげて人間が飲むのだから残酷ですよね。

カルシウム持つ目的で飲むのだったら、牛乳は選択すべきでないです。

カルシウムとマグネシウムの比率が6:1と偏っていて、骨の正常な形成には2:1が理想とされているからです。

世界一乳製品をとるノルウェーの人の骨折率は、日本人の6倍です。

腸から血管にカルシウム過多の状態で取り入れられても、マグネシウムやリンのバランスが良くないと骨に沈着せず意味がありません。

子牛から奪ってその結果ですか。と言いたいです。

人間でも3歳までは蛋白源として飲むのはいいと言われていますが、大人の大きい体を維持するのに、大人の人間には健康の弊害の方が多くて、子牛の成長源になる物を奪って飲む必要がありますか。産まれてすぐ子牛に与えられるはずの牛乳が、一切子牛の口に入ることなく親と子は引き離されるのです。牛は奴隷の如く扱われ、毎日乳を出せ乳を出せと言われ、なんのために体重600キロに対して30キロの牛乳を毎日搾り取られてるのかわからないまま、自然で放牧される牛の1/3という短い生涯を終えるのです。

ノルウェーなんかは、冬季は海の幸を除けば、まったく食べ物が採れないのでチーズなんか保存食を食べる理由はわかります。日本人だったら、北海道民以外は、牛乳を飲まなくてもいいレベルです。

どうしても、人間て白を正義と思う癖がありますが、白い食べ物で体に、いいものって言えば、魚の白子や豆腐や豆乳くらいしか思い浮かびません。 

じゃあパンや牛乳が好きで頭の中まで真っ白な人が、魚の白子なんかを美味しく食べる術を知っているかというと、知らないでしょうね。まず自分で調理して食べるには臭いからと言う理由で買うという選択肢すらないはずです。

牛乳を飲みたいんだったら、体にいい牛乳を選んでくださいね。市場に出回っている大量の牛乳は、多くの牛が虐待されて人間の元に渡ったものです。

ゴールデンミルクのように生産量が少なく健康価値のある牛乳を人間がちょっといただく分には結構です。

 

 

 

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