ラドンっていう放射線物質が、いかにありがたいかいうと、原発で使われるウランの半減期が45億年でプルトニウムが2.4万年で、毒でしかないのですが、ラドンは3.8日となんとも絶妙な半減期の日数なのです。更に、気体なので体に入っても、すぐ抜けてしまうので、体に悪さをし続けることがないのです。ラドンを活性酸素に置き換えて考えてみます。活性酸素を出し続けメンテナンスをしないと当然歳をとりやすくなるなど、活性酸素はしばしば悪者扱いされますが、身体にとって必要な場合もあります。 例えば、私たちの身体にバクテリアが侵入した場合、生体防御の第一線で働く白血球は活性酸素を産生・放出してこれを殺そうとします。 他で一番効果を期待したいのが、体の患部に働きかけ、そこだけを取り除くことですが、体の正常で健康な細胞と不健康な細胞(患部)両方にさっと活性酸素を出して攻撃して去っていくとすると、健康な細胞は打たれ強いので、そのままで、不健康な細胞はもう耐えられないから消え去ろうといって、体から消え去れば、健康な細胞が以前より圧倒的に優勢になり健康になれます。 放射線治療は、体に凄く負担がかかるのに、ラドンの温泉に浸かるのは、体が喜ぶイメージしかないのです。
ラジウムが水に触れることで、ラドンを出すのですが、ラジウム等を含む北投石は世界でも台湾台北市北投区の北投温泉と日本秋田県の玉川温泉からしか産出しないのです。ラジウム泉だけなら国内にも何ヵ所もありますが、だいたいアルカリ泉なので、ラドンを放出する北投石もあり、酸性~弱酸性泉なのは北投温泉だけなのです。
適度のラドンによる刺激は、新陳代謝を促し、人間の免疫力 や自然治癒力に寄与すると考えられています。これを「ホルミシス効果」と呼び、国内では鳥取の三朝温泉 などをはじめ数か所で研究が進められています。放射能線が湧出する温泉地で、その温泉を日常的に使用している住民のガン発生率が、全国平均よりも相当低いというデータがあります。
記事拝借元:松尾の温泉 自在館 ラジウム温泉の泉質・適応症
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