合鴨農法

【アイガモ】アヒルと野生のマガモの交雑交配種。アイガモ農法は、平成の初めごろ、農薬に頼らない米作りとして脚光を浴びた。全国各地で採り入れられるが、人工品種のため野生下への放鳥は禁止されている。

まだ雛の状態で放つと、イタチや狐に食べられたりする上に、合鴨が大きくなると、稲穂が垂れる時期に稲を倒したり、穂やもみを食べてしまい、生産者としては対策に手間がかかるので、大変ですが、雑草や水中の虫を食べた合鴨の糞が肥料になったり、水掻きで水を掻き、水中に酸素を送り込むので、化学肥料を使わなくても、稲がよく育つという利点があるそうだ。大きくなって、田んぼに放てない合鴨は、まだ食肉として出荷するには肥えていないので、穀物飼料をあげて育て、解体するなど、普通の稲作農業をやっている農家より手間が掛かるのですが、消費者側からすると、そんな手間暇掛かったお米や合鴨なら食べてみたいと思います。一生(50日ほど)狭い鶏舎に閉じ込められて、疫病対策として、抗生物質を使い、耐性菌が新たな疫病を産み出し、地球規模のパンデミック(鳥が罹患しても死なないが人は鳥インフルエンザに免疫がありませんが、)になり、その度鶏舎の鶏に火を放ったりすることを考えると、手間こそ掛かるけど、地球規模でサスティナブルな農法に共感した消費者がお米も合鴨も高くても買うので、もっと広まってくれたらいいなーと思います。

ただ、合鴨農法はフィールド農法で、田んぼに糞を撒き散らし、合鴨が逃げ出すこともあり、鶏舎のように隔離することもできないので、パンデミックを助長するというのもあり、ぬかりなく完璧というわけではないです。増えすぎた人間の中から出てきた、生産性を上げることに推力した優秀な人間が構築した現代畜産が、パンデミックを加速させたので、元を辿れば、パンデミックは人間が自然というものを過剰に狭い空間に押し込め管理したのが原因ということになります。優秀な人間が考えることは完璧でなかったというのは、世の常です。みんながみんなアインシュタインではないからね。アインシュタインは原爆投下を阻止しようとしたらしいけどね。

更に言うと、僕らが普段口にしているお米は、化学肥料や農薬のせいで、田んぼにドジョウやカエルのいない環境で作られています。化学肥料や農薬を使った農法は、生産者の効率と消費者の安価に購入する欲求のみを重視して、環境破壊の代償が将来人間だけでなく、自然界全体にどう返ってくるなんかは一切考えられていません。

有機農法は、欧米諸国では日本と違い、オーガニックって体にいいから、摂るのではなく、自然にも優しく環境保護の観点から、値段が高くても価値を感じ摂る場合がほとんどなのです。もちろん、農薬も使われていなくて体にも優しいからというのも大いにあります。

 

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