同じ釜の飯を食うのが、健康な理由
- 誰かが多く食うと誰かが食べる量が減るということは、毎回お替りなんてできないので、毎回のドカ食いがなくなる。血糖値を高く保ちにくい。高血糖は、不健康ですから。
- 喋りながら、食べるので、食事のスピードが緩やかになる。(僕は兄によくおかずを取られてしまった経験から、一人で食事する時でも急いで食べる癖がついてしまったが、他人と食べるとき、取らない人と食べるときだけはゆっくりになる)血糖値の急激な上昇によるアレルギー反応が起こりにくい。
- 愛情ホルモンと呼ばれる脳内ホルモンのオキシトシンが分泌され、このホルモンは他者に対する不安や猜疑心を抑制し、信頼感を深めてくれる役割がある。オキシトシンは一緒に食事をする時など良好な対人関係が築かれているときに分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる。その人が組織に所属している、一緒に関わっている、または仕事しているという気持ちになれるだけでも出る。オキシトシンがないと、素直さがなく、共感もなくなってしまう。人間が人間であるために最も重要な要素である。リモートワークで、成果を出すまで、金が無いことを理由に出歩かなかったりすると、不安が募ったりするので、成果が出ていない時こそ誰かと食事に行く方がいいでしょう。食事にかかるお金なんてしれていますから。成果が出たら、不安は無くなるので、より密度の濃いルーティンを自らに課し、日々鍛錬する方が満足感が高くなると思う。スーパースターイチローが現役時代しょっちゅう仲間と食事に行っていたなんて考えづらいです。オキシトシンは凡人が凡人らしく心に負荷を掛けずに生きるのに必要なホルモンです。病は気からなので、一人寂しくご飯を食べなければ、よっぽど病気にはなりにくいです。
ストレスが多い時によく出るホルモン、コルチゾールは、朝7時〜9時にかけて分泌がピークになります。そこで、その時間帯に仲のいい人と同じ釜の飯を食うとオキシトシンが分泌されることにより、コルチゾールの分泌が抑えられ清々しい朝になります。コルチゾールは血糖値を上げる働きがあるのですが、朝食により血糖値上昇するので、コルチゾールを多く分泌する必要が減ります。
コルチゾール分泌の日内変動
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