僕が、すき家にいく確率は、0になりました。
すき家のホームページをみてる限り、飼育環境は、グラスフェッドビーフほどいいとは言えないにしろ、アメリカやカナダで育てるのにわざわざ北海道十勝の牧草を輸出して餌に混ぜるというのだから相当な拘りようだが、そもそも、なぜアメリカやカナダには広大な土地があるのに、そこで牧草を食べさせないのか。
僕が思うに、国内で牧草を化学肥料で生育を早くし、牛の飼育に必要な量を確保するためだと思う。
凄いいいことが書いてあるように思えたが、ホルモン剤不使用と書いてないことから考えると、早く安く生育させるためなら、色々な手段を小賢しく使っているのだと思う。
ただ、肉を食べるのは、直で食の安全に関わるので、大量には遺伝子組み換え作物は使っていない感じで書いてあったのですが、ちょっとは使っているかもしれないです。
というのも、ゼンショー独自の検査基準に、遺伝子組み換え食品や残留農薬という検査項目があり、遺伝子組み換え作物を使っていないのであれば、最初から明記できるのに、明記していないということは、基準に触れないだけを逆算し農薬を使った遺伝子組み換え作物を飼料に混ぜているということになります。偶然混ざることもあるので、検査するとは、思えませんから。
原発の爆発の際は、太平洋沖で、捕れた魚を食べなくなったりしたのに、気にしない限り情報として入って来ない遺伝子組み換え作物やホルモン剤使用の牛肉なんかは、普通の人は普通に食べてしまっているけど、世の中は大企業が得するように出来ていることを念頭に置くといいです。薄利多売なはずなのに、やたら派手な宣伝をしている企業のものは、最初から拒否するスタンスでいいと思います。必ず、普通の人は分からない裏側があるから。 薄利多売の商売とは、ホントにミリ単位の調整で利益が凄く変わってくるのだから、ちょっとずつズル賢いことをしなければいけないのかもしれません。
原発、遺伝子組み換え作物などは、それぞれ個別の問題として取り上げられがちだが、企業が、利益追求と、さらなる事業拡大を目的に推進している、という構造が共通しています。原子力や遺伝子組み換え作物を作る際の農薬の汚染はヤバいのは、もちろんですが、安ければなんでもいいという消費者の精神も、大企業の利益追求事業拡大に拍車をかけるので、一度見直した方がいいです。
僕は、多少値が張っても地味にいい物を作る人を応援したいです。
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