これが今はブームで来てると思います。
現代はスマホ片手で正しい情報が得られ、いくらでも知識を蓄積できる環境ではあるのですが、脳はドーパミンやアドレナリンが出っぱなしで、常に交感神経が優位で、自律神経の働きに支障が来され、寝付きが悪くなる人が増えています。
副交感神経が優位になると知らぬ間にウトウト来て寝付けたりするのですが、寝る直前までスマホを触っていて交感神経が優位なものですから、例え寝たとしても朝になったら、昨日は寝付きが悪くって睡眠の質も悪かったなー。なんてことがよくあると思います。
では、よく遊んで眠れた子供の頃を振り返ると、眠りにつく頃までに脳をリラックスさせる方法はみえてきます。
今みたいにスマホが無かった小学生の頃は、外で遊んだり、習い事に行ったりして、何かに集中しては、疲れてよく眠れたものです。
僕が小学生1年生の頃からハマった物を思い出すと、まずは駒ですね。紐を駒に巻きつけ、地面に投げ回すところから始まって、回っている駒を紐の上に載せ綱渡りなんて技をやったりもしました。まず第一に駒に紐を巻きつけるのには、手先に力を込め、キツくキレイに巻いていく器用さが要りました。次に長時間うまく駒を回す為に投げ方を練習する必要もありました。ただ回っているだけでは芸がないので、回っている駒に対して紐を使って芸をいくつか出来るようにならないと、周りの友達と張り合えなかったので、見様見真似で一生懸命、頭と体を使って工夫するしかなかったのです。
こう振り返ると、色々と頭と体を使う遊びをしたものだなあと思います。
更に2,3年生になると水泳にハマったりしたのてすが、手先を上手に使えるようになった僕ですが、水泳となると、そもそも体力がなく溺れないようにするので精一杯で、犬かきに毛が生えたようなクロールしか覚えられませんでした。今の僕が当時の僕に声を掛けれるなら、頭を鍛える前に体を丈夫にしなさいと声をかけていたと思います。「牛乳をやめなさい。そして、刻んで15分おいた葱と、同じく30分常温に置いて100回混ぜた納豆に黄身を混ぜたものを毎日食べなさい」と言うでしょう。血管の掃除屋さんの納豆を毎日このように食べることで、血液がサラサラになり脳の炎症にも良いので、アレルギーも相当緩和出来たでしょう。当時母親がハマっていた健康食品は、ビーポーレンといって、蜂が作った花粉団子でした。ソーセージやハムやパンや牛乳などの食品がアレルギーを僕の身体に引き起こしていた状態で、蜂の花粉団子のような自然の健康食品(体にはいいのだけれども、体がアレルギー物質に敏感でない状態で摂ることが前提)を一杯口にさせられていたので、結果としてアレルギーを助長する結果になってしまい、超虚弱体質に拍車をかけたのでした。当たり前ですが、山で自然の山菜や川魚や沢蟹なんかを食べて育っているような人が花粉症なんかに悩まされると思います?そんなわけないですよね。
小学生4年生になると、転校してきた2人が、絵の教室に通っていてとても上手だったのと、運動神経抜群で憧れの担任の先生が描いてくれた僕の似顔絵がうますぎて、今度は絵に興味を持ち、絵画教室に通うことになり、教室に通うだけでなく、家でもひたすら摸写にハマっていたのでした。その時は、ただ単に楽しい思いしかなかったです。水泳みたいに苦手なことに挑戦して、溺れそうになりながらも苦しい思いで頑張っていた感じではなかったので、絵画教室に通って一年で小学校の絵のコンクールで、入選したりして、文化会館や学校に、飾られたりしました。たった一年通っただけでしたが、絵のうまさは高校に通ってからも続いていて、進学校だっただけに芸術性の欠片もないやつばっかりだったので、ここでも先生に取り上げられ、これをお手本にみんなも頑張ってね、なんて言われたりしました。
大学に行ってから、パソコンでプロフィールを作る時間でも、挿入した自分の似顔絵が特徴を捉え過ぎていて、めちゃくちゃ絵の上手な今デザイナーであろうやつに褒められたりもしました。
話を戻すと、仕事やスマホなどで疲れ切ってしまった脳に程よい刺激とリラックス効果を与えるのが塗り絵になります。
何年も絵を描いていない人が、いきなり白紙のキャンバスとペンと筆を渡されて、自由に絵を描いてくださいと言われても、頭が真っ白で描くのすら苦痛になると思います。
現代人というのは、溢れた情報で頭がオーバーワークで頭を真っ白にすることに慣れていないので、程よく情報があり(線が引いてある)、程よく情報が足りてない(先の内側の塗る部分がある)塗り絵が丁度いいのです。
疲れてしまったら、入院生活でやることがない人みたいに塗り絵を楽しむのは如何でしょうか。
最後まで、長文にお付き合い頂きありがとうございます。
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