ハムやウインナー、パンや加工食品に含まれる添加物には、アレルギーを引き起こすものが多いです。但し食べた瞬間に発動するものではなく、体調が優れないときなど発動する遅延型が多く、パンが如何にダメな食べ物かと言われても、パン中毒の人がパンをやめようとしないのもそのせいです。
アレルギーを引き起こす添加物まみれの食品を摂っても、ウィルスや異物などに対して水際で発動する自然免疫は発動しないと思います。なぜなら、直接身体に取り入れてしまっているからです。便利な加工食品を摂り続けていて獲得免疫(一度身体に入れた雑菌や異物などはやっつけてしまう)を獲得していても、遅延アレルギー反応が多い為に、加工食品の食品添加物が原因だと気付かないのです。調子がいい日が続くと更にアレルギー反応を遅延することがあります。ただ遅延が重なり毎日くしゃみや鼻水が出たりするのに、食事を改めないのは、愚かです。獲得免疫は、いつからでも正常に働かすことが可能です。理論上は獲得免疫は200歳まで働くので、ほとんどの添加物を止めるなど健康オタクになるのに遅すぎるということはないのです。
自然免疫は加齢と共に衰えますが、獲得免疫は年齢関係なしに正常運転するよう整えれるので、下らないパンや加工食品の添加物で免疫を奪われるのではなくて、未知のウィルスがやって来たときでもウィルス退治にまわせる免疫部隊は温存しておきましょう。
「新型コロナウイルスとの戦いは、必ず人類が勝利します」
そう断言するのは、順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏(医学博士)
奥村氏が考える終息への道筋とは、「集団免疫の獲得」によるものだ。人口のうちの一定割合の人が一度このウイルスに感染して免疫を持つことで、感染拡大が封じ込められていく――という見方だ。
「過去に世界で流行したスペインかぜや香港かぜ、あるいはSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)など、いずれも最終的に収束したのは、人間が集団免疫を持ったから。いまは猛威を振るっている新型コロナウイルスも、最終的には集団免疫によって抑え込まれていくし、それ以外に人間が勝利する道筋はないのです」(奥村氏、以下同)
感染しておくほうが「有利」
人間の免疫は、水際を警備する「自然免疫」と、それで太刀打ちできないときに出撃していく「獲得免疫」に二分できる。自然免疫は加齢などで衰退していくが、獲得免疫は簡単には衰えない。脳や心臓などの臓器さえ劣化しなければ、計算上は200歳まで健康を維持できる強い防御力を備えているという。
「免疫は小さな敵にはとりわけ強い。ウイルスなどはサイズが小さいので、免疫にとっては取るに足らない相手なのです」
新型コロナも、ウイルスの中では多少厄介な程度の存在に過ぎない、と奥村氏。
ただ、免疫にとって「初めて遭遇した外敵」であることが防御能力を下げる要因となる。初戦さえ凌げれば、次からは感染しないか、感染しても大敗を喫することはない。だからこそ、一度このウイルスに感染しておくほうが有利、ということになるのだ。
ワクチンがあればそれも簡単だが、製品化には時間がかかる。早くても来年になるだろう。
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